在宅介護で起こりうる問題や不安点

核家族家庭が増えた現代では、「高齢になった親の面倒は子が見るべき」という風潮が薄れています。しかし、未だに親を老人ホームなどの施設へ入居させることに抵抗を持っている方は少なくありません。「父(母)を厄介者扱いしているように感じてしまう」と、悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか?

親を老人ホームに入れることをためらっている方は、親に介護が必要になった際、自宅で、自分達で介護をするという選択をします。確かに、住み慣れた自宅で、付き合いの長い家族に介護を受けるならば、本人も気を遣わずに生活することができるかもしれません。環境が変わることによるストレスも少ないでしょう。しかし、自宅での介護には様々な苦労や懸念点があります。

では、在宅介護では、どのような点に不安が残るでしょうか?

・自宅環境が整っていないため、怪我をする恐れがある

高齢になった親を自宅で介護するためには、自宅を介護に適した環境に整えなければなりません。例えば、車椅子を使うならば小さな段差も障害となるため、排除する必要があります。夜間に徘徊する傾向があるならば、自力で玄関ドアを開けられないような対策が必要です。また、階段がある場合も対策をしなければ、落下によって大怪我をする原因となります。
このように、健康な大人ならば何も心配せずにいられる自宅の環境が、高齢者にとっては危険である可能性があります。親の状態から適切な対策を考えられなければ怪我をするリスクを避けられません。

・家族の負担が大きいため、ストレスが原因で暴力に発展する恐れがある

要介護度にもよりますが、介護は大変な時間と労力を必要とします。場合によっては起床から食事、買外出、排せつ、入浴、就寝までと、朝から晩まで付き添っていなければなりません。1日中介護を必要としない場合も、仕事や家事をしながら親の面倒を見るとなると、自由な時間をほとんどとれないと思って良いでしょう。

介護でストレスを溜めた子どもが、親に暴力をふるうというニュースは数多く報道されています。中には、親の命まで奪ってしまうケースもあります。在宅介護をする場合は、ストレスを溜めずに介護を続ける方法を模索しなければなりません。

・介護の負担から家族がうつ病などを発症する恐れがある

介護のストレスから親へ暴力をふるうケースだけではなく、介護者本人が心を患ってしまうケースもあります。そうなってしまっては親の介護を続けられないだけではなく、介護者本人の人生も台無しになってしまいます。

以上のように、在宅介護にはいくつもの懸念点があります。現代の老人ホーム、特に有料老人ホームに分類される施設は、入居者の心の健康にも配慮し、「自分らしい生活」を送れるようなサービスを提供している場所がほとんどです。適切な介護を受けられる施設に親を入居させることは、本人にとっても、家族にとっても最善な選択となる場合があります。本当に自宅で介護ができるのか、その余裕があるのかをしっかりと考えましょう。

日本老人ホーム紹介サービスセンターでは、相談員が利用者の希望を考慮した最適な有料老人ホームを紹介します。施設探しはもちろん、施設の見学から入居までサポートしてもらえるため、家族の負担も軽減されます。施設への問い合わせなどもサービスセンターを介しておこなえます。少しでも在宅介護に不安を持つ方は、日本老人ホーム紹介サービスセンターに相談し、有料老人ホームの利用も視野にいれてはいかがでしょうか?