介護保険サービス、デイケアを受ける流れとは?

「デイケア」は、通所リハビリとも言われており、介護保険の在宅通所系サービスのひとつです。通所系サービスは、デイサービスもあり、同じように、入浴や食事のサービス提供をしてくれますが、大きく違うところとしては、理学療法士や作業療法士、言語聴覚士などのリハビリのスペシャリストが人員として配置されており、身体機能の維持・向上を目的としているところです。リハビリを行うには、医師指示が必要なため、医師が管理者として置かれている、老人保健施設などに併設されて、運営されている事業所がほとんどです。

実際の、一日の流れについて時系列で、ご紹介したいと思います。
まず、朝の送迎ですが、利用者宅に8:00〜9:00を目安にスタッフが迎えに行きます。施設に到着したら、バイタル測定(体温、血圧、脈拍など)を行い、異常がない方へ入浴やリハビリの提供が始まります。その間、フロアにてテレビを見たり手芸や会話を楽しむ方もいます。12:00に昼食を摂り、午睡した後、14:00からゲームやカラオケなどのレクリェーションを行います。15:00になったらおやつを食べ、16:00ぐらいに帰りの送迎が始まり自宅に戻ります。
サービス提供時間は、事業所により違う場合がありますので、市区町村窓口やケアマネージャーに確認することをおすすめします。