介護業界は報酬の計算に点数制が採用され、且つその報酬の多くが国から支払われる構造になっています。ですので、営業職のように成果に応じた高額の報酬を狙うといった働き方は難しい面があります。高収入を得るには、違うアプローチを考えねばなりません。1つとして考えられるのは、資格を取得して且つそれを活かした職種に就く事です。この例で解り易いのはケアマネージャーで、纏まった年数の実務経験が受験資格の要件になっている事から取得者が限られる傾向にあり、職種としてのベースの給与自体が高く設定されています。
反面、条件を満たすまでの間については、収入アップに使える方法ではありません。それまでの間については、主に事業所での介助に携わる業務となりますが、そこで高収入に繋げられる方法となるのが夜勤に就く事です。事業所の性格に拠って24時間稼動のところも多く、夜勤に入ると手当が付くので自然に収入アップになります。ライフスタイル次第では、夜勤専従の職員となって高収入を狙う事も考えられます。この方法を考える場合、施設が提供しているサービスの内容に拠ってはそもそも夜勤が無いケースが考えられるので、就職先選びがポイントとなります。