スクラブが介護職のユニフォームとして着用される理由

補助する介護スタッフ

職種により、ユニフォームが定められていることがあります。ユニフォームの役割は多岐に渡りますが、特に業務を円滑に進めるというメリットが重視されます。介護職においても、施設によってはユニフォームが定められています。中でも近年は、スクラブという医療用ユニフォームの人気が高まっています。

なぜ医療用ユニフォームが介護職のユニフォームとして選ばれているのでしょうか?スクラブが持つ特徴とあわせて、理由を確認してみましょう。

理由1:軽くてシンプルな形であるため動きやすい

介護スタッフとしてサービスの利用者をサポートするとなると、体を動かす機会が多くあります。利用者の体を支えて移動の手助けをすること、ベッドに寝かせたり、ベッドから起こしたりすることなどが例として挙げられます。利用者をしっかりとサポートするためには動きやすさが重要です。

スクラブは、比較的軽量な素材でできています。また、形状に関して、袖が広がっているわけでも、裾が長いわけでもありません。介護をしている最中に袖を引っかけたり、裾を踏みつけたりする心配がないため、スムーズに利用者をサポートできます。

理由2:Tシャツタイプであるため着替えやすい

スクラブの多くはTシャツと同じ形状をしています。頭からかぶるだけで着ることができるため、忙しい介護スタッフも着替えやすいです。介護施設では、利用者の世話をしているうちにユニフォームが汚れてしまうことも多くあります。スクラブならば、汚れても簡単に着替えられます。着替えに時間をとられません。

女性のスタッフの中には、Tシャツタイプはメイクが崩れるため好ましくないと考える方もいます。そんな女性のニーズに応える、ジッパーがついた形状のスクラブもあります。

理由3:つくりが丈夫であるため洗濯をしやすい

アルファユニ_スクラブ
「アルファユニ」では名入れスクラブも制作できる

スクラブのもっとも大きな特徴と言っても過言ではありません。もともとスクラブとは、「ごしごし洗う」という意味を持っています。名前の通り、強くこすり洗いをしても傷まないように丈夫なつくりとなっています。汚れやすいユニフォームを、汚れるたびに買い替えるのは大変ですが、スクラブならば洗濯をしやすく清潔です。生地も傷みにくいことから、長く使い続けられます。

スクラブは1着あたりの値段も安価です。どうしても落ちない汚れがついた時も、買い替えを検討しやすいです。

スクラブをユニフォームとして採用する時は、スタッフの名前を入れておくことを推奨します。他のスタッフのユニフォームと間違えて着用する事態を避けることができる他、施設の利用者に名前を見せることで、親近感や安心感を与えられます。

アルファユニというユニフォームショップでは、購入したスクラブへの名入れにも対応しています。名前だけではなく、デザイン刺繍も取り入れれば、より利用者の気持ちを明るくできるでしょう。